16,500円(税1,500円)
プラスチックや金属のお弁当箱だと、湯気でふやけてしまうお弁当のごはん。天然の秋田杉を使った曲げわっぱのお弁当箱は、余分な水分を天然の秋田杉が吸収し、適度な水分を保ってくれるため、ご飯のうまみがぎゅっと閉じ込められ、時間が経っても艶のあるふっくらもちもちのご飯が楽しめます。曲げわっぱに蒸らされたご飯は、冷えた後も杉の木のほのかな香りと抜群の水分調整機能で、炊きたてのご飯よりもおいしく感じられるほど。外出先でもまるでおひつからよそりたてのような本当においしいご飯が頂けるため、お弁当の時間が毎日の中のちょっとした贅沢なひとときに変わります。
夏場でも二日はご飯が傷まないと言われる杉の木の殺菌効果で夏場のお弁当もずっと安心。つい深呼吸したくなってしまうほど体にここちよい杉の香りのお弁当箱で、お弁当の時間がぐっと楽しみに。繊細で美しい秋田杉の木目と機能美に満ちた曲げわっぱのお弁当箱が昔から長く愛され続けて来た理由は、一度使えば頷けます。
また、二段のお弁当箱の魅力は油分やお醤油などの染み込みなども気にせずお弁当作りできること。基本的には「ご飯を少なく、おかずを多く」という現代のニーズに合わせ、上段をご飯用に無塗装、容量の大きい下段をおかず用にウレタン塗装で仕上げてありますが、塗装の上下を変更することも可能です。また、使用後には入れ子にしてスッキリ一段に収まるので、保管場所も取りません。
■ お知らせ ■
栗久の曲げわっぱのお弁当箱につきましては、現在製作に半年程度の日数がかかり、納期未定の状況が続いております。お待ちいただけるお客様に限りご予約という形でご注文をお承り致します。尚、納期未定に伴い、商品代金のお支払方法につきましては、納期確定後の銀行振込、または代引でのお支払い方法に限らせて頂きます。大変ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承お願い致します。
大館曲げわっぱは天然秋田杉の柾目(まさめ)板を薄く板取りし、煮沸して曲げ、桜皮で縫い止めして仕立てた器。日本三大美林として有名な秋田杉は、厳しい冬を耐え抜いて生長するため、年輪の幅が細やかで、美しく均一な木目が特徴です。
曲げわっぱの歴史は古く、奈良時代、マタギ(木こり)が杉の生木を曲げ、桜皮で縫い止めた弁当箱を作ったのが始まりだといわれています。そして今から約400年前、当時窮乏を極めていた秋田の藩主、佐竹義宜候が領内の豊富な森林資源を利用できる曲げわっぱを下級武士の手内職として奨励したことにより秋田で大館曲げわっぱの生産が盛んになりました。日本各地にも様々な曲げわっぱが存在する中、秋田天然杉の木目、木肌、色、香りを生活用品に集約した日用の工芸品とされる大館曲げわっぱのみが昭和55年に国の伝統工芸品指定を受け、その優れた技術を今に伝えています。
+ 曲げわっぱをご使用になる前に
製作の段階で狂いのないよう、しっかりと乾燥させた曲げわっぱはご飯がこびりつきやすくなっています。最初の数回は内側を水でぬらし、ふきんで拭いてからご飯を入れてください。繰り返し使用するうちに内側の表面が自然にコーティングされて馴染み、濡らさなくてもご飯がくっつきづらくなり、手入れが楽になっていきます。
無塗装のタイプは油染が付きやすいため、お弁当の油染みが気になる方はウレタン塗装と無塗装に分かれた二段のお弁当箱をお勧め致します。なお、天然木を使用した曲げわっぱは使い込むと徐々に木の色合いも落ち着いてくるため、油染みも徐々に目立たなくなります。
+ 無塗装の曲げわっぱの洗い方
使い終わったら、まずお湯で少しふやかしてからスポンジの柔らかな方でこすり洗いし、ぬめりが取れたら40℃〜50℃くらいの熱めのお湯ですすぎます。これは「湯切り」と言って気化熱を利用して水分の蒸発を促す昔ながらの知恵です。すすいだ後はすぐに乾いたふきんで拭き取り、開口部を上向きにして風通しの良い所で何も被せずに乾かしましょう。ポイントは熱めの必ずお湯で洗い、曲げわっぱの容器は絶対に伏せて乾燥させないこと。伏せて乾かすと黒ずみの元になるので用注意。
また、曲げわっぱのお弁当箱は濡れたまま蓋をして時間がたつと黒ずみの原因となりますので、外出先で十分に乾かせる環境のない場合には洗わずにお持ち帰りいただくことをお勧めいたします。
+ ウレタン塗装の曲げわっぱの洗い方
ウレタン塗装を施してある曲げわっぱは、水かぬるま湯で洗い、油がついた場合には薄めた中性洗剤で洗ってよくすすぎ、ふきんで拭き取ってからしまって下さい。この時も開口部は上向きに、湿気のこもらないように保管します。いずれの場合にもたわしやクレンザー等は傷の原因となりますのでご使用にならないでください。
自然の厳しさに耐え、弾力性に富む天然のまっすぐな秋田杉を利用して作られる曲げわっぱは、夏には保冷、冬には保温が可能な、自然の力を最大限に生かした古人の知恵の結晶。その製造工程には膨大な手間と時間、訓練を積んだ職人の技を要します。
生活の道具として伝わった伝統の技術を今に伝えるべく、「現代の曲げわっぱ」をテーマに現代人の日常生活に適した曲げわっぱを提案し続ける大館曲げわっぱの老舗、栗久。経済産業大臣指定の伝統工芸士であり、栗久六代目の栗盛俊二氏の作る曲げわっぱは、伝統の技術とモダンなデザインを見事に調和させ、秋田県初となるグッドデザイン賞ほか、全国伝統工芸品展・デザイン賞、ロングライフデザイン賞など数々の賞を受賞。手になじみやすい円錐形の完全なオリジナルなど、他に類をみない美しい仕上がりの曲げわっぱを多く作り出しています。
サイズ | ■小判入子弁当箱:レディース(二段) W167×D97×H90mm:容量 上段300ml/下段350ml ■小判入子弁当箱:大(二段) W190×D90×H95mm:容量 上段400ml/下段600ml ▷ 老舗栗久 一段の小判型弁当箱はこちらから |
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素材 | 秋田杉 |
仕様 | 外側:ウレタン塗装 内側:上段無塗装、下段ウレタン塗装 ※上下段の塗装、無塗装や全無塗装など、ご希望によって変更可能です。尚、特注商品のため、通常のお弁当箱の納期より長くかかる場合がございますのでご了承下さい。 |
納期 | 現在栗久の弁当箱の製作がご注文数に追いつかない状況となっており、サイズによりましては納品まで半年程度かかる可能性もございます。大変ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんが、お待ちいただけるお客様におかれましては、ご注文頂いた順にご予約をお承りしております。 |
送料 | 食器・雑貨 |
備考 | 曲げわっぱは天然の秋田杉を使用しているため、木目や色に個体差がございます。また、湿度によって蓋が若干合わなくなる事がありますが、曲げわっぱの自然な水分の調整によるもので不良品ではございません。上記の理由による返品・交換は承れませんのでご了承下さい。 |