2,750円(税250円)
斜めに巻き付けられたスタイリッシュなデザインは、曲げわっぱの老舗栗久の六代目伝統工芸士、栗盛さんにしかできない高度な接合技術。見た目のお洒落さもさることながら、日本酒と杉の木の香りがほのかに融合され、ついつい飲み過ぎてしまうほどお酒がおいしくなる魔法のような曲げわっぱの徳利(とっくり)とぐい飲みは、香りや個性の少ないお酒ほど杉のほのかな香りが立ち、お酒のうまみも格段にアップするため、一度曲げわっぱで安酒を戴いたら手放せなること請け合いです。
また、熱伝導率の低い杉の木の特性で、ガラスや金属、陶磁器よりも高い保温効果を発揮するため、飲み物の温度を手に伝えず、結露もほとんど起こさないまま注ぎたての温度を長時間持続するため、長い時間、ゆっくりとお酒を飲みたい方にお勧めです。曲げわっぱの徳利でお酒を楽しむ際には、熱燗ならお燗したお酒を注ぐだけでふわっと杉の香りが立ちこめますが、冷や酒の場合には少し前もって入れておくのが移香を楽しむコツ。お急ぎの場合にはレンジで1分程度チンしても良いそうです。
曲げわっぱ徳利はストンとした寸胴のシンプルな一合徳利と、取っ手のついた二合徳利の2サイズ。曲げわっぱのウンチクを全て抜きにしても魅了してくれる秀逸なデザインの酒器は、老若男女問わず、ぐい飲みとセットでお酒好きの方へのギフトにもお勧めです。
大館曲げわっぱは天然秋田杉の柾目(まさめ)板を薄く板取りし、煮沸して曲げ、桜皮で縫い止めして仕立てた器。日本三大美林として有名な秋田杉は、厳しい冬を耐え抜いて生長するため、年輪の幅が細やかで、美しく均一な木目が特徴です。
曲げわっぱの歴史は古く、奈良時代、マタギ(木こり)が杉の生木を曲げ、桜皮で縫い止めた弁当箱を作ったのが始まりだといわれています。そして今から約400年前、当時窮乏を極めていた秋田の藩主、佐竹義宜候が領内の豊富な森林資源を利用できる曲げわっぱを下級武士の手内職として奨励したことにより秋田で大館曲げわっぱの生産が盛んになりました。日本各地にも様々な曲げわっぱが存在する中、秋田天然杉の木目、木肌、色、香りを生活用品に集約した日用の工芸品とされる大館曲げわっぱのみが昭和55年に国の伝統工芸品指定を受け、その優れた技術を今に伝えています。
+ 無塗装の曲げわっぱの洗い方
使い終わったら、40℃〜50℃くらいの熱めのお湯ですすぎます。これは「湯切り」と言って気化熱を利用して水分の蒸発を促す昔ながらの知恵です。すすいだ後はすぐに乾いたふきんで拭き取り、開口部を上向きにして風通しの良い所で何も被せずに乾かしましょう。ポイントは熱めの必ずお湯で洗い、曲げわっぱの容器は絶対に伏せて乾燥させないこと。伏せて乾かすと黒ずみの元になるので用注意。
+ ウレタン塗装の曲げわっぱの洗い方
ウレタン塗装を施してある曲げわっぱは、水かぬるま湯で洗い、油がついた場合には薄めた中性洗剤で洗ってよくすすぎ、ふきんで拭き取ってからしまって下さい。この時も開口部は上向きに、湿気のこもらないように保管します。いずれの場合にもたわしやクレンザー等は傷の原因となりますのでご使用にならないでください。
自然の厳しさに耐え、弾力性に富む天然のまっすぐな秋田杉を利用して作られる曲げわっぱは、夏には保冷、冬には保温が可能な、自然の力を最大限に生かした古人の知恵の結晶。その製造工程には膨大な手間と時間、訓練を積んだ職人の技を要します。
生活の道具として伝わった伝統の技術を今に伝えるべく、「現代の曲げわっぱ」をテーマに現代人の日常生活に適した曲げわっぱを提案し続ける大館曲げわっぱの老舗、栗久。経済産業大臣指定の伝統工芸士であり、栗久六代目の栗盛俊二氏の作る曲げわっぱは、伝統の技術とモダンなデザインを見事に調和させ、秋田県初となるグッドデザイン賞ほか、全国伝統工芸品展・デザイン賞、ロングライフデザイン賞など数々の賞を受賞。手になじみやすい円錐形の完全なオリジナルなど、他に類をみない美しい仕上がりの曲げわっぱを多く作り出しています。
サイズ | φ57mm×H45mm |
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素材 | 秋田杉 |
仕様 | 内側:無塗装、外側:ウレタン塗装 |
納期 | 約1〜2週間 |
送料 | 食器・雑貨 |
備考 | 曲げわっぱは天然の秋田杉を使用しているため木目や色に個体差がございます。左記の理由による返品・交換は承れませんのでご了承下さい。 |
ぐいのみ | 徳利1合 | 徳利2合 | 徳利1合 + ぐいのみ 2個 |
徳利2合 + ぐいのみ 2個 |
徳利1合 + ぐいのみ 5個 |
徳利1合 2個 + ぐいのみ 5個 |
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2,000円 | 4,000円 | 7,000円 | 8,000円 | 11,000円 | 14,000円 | 18,000円 (税別) |