ANGLEPOISE Desk lamp Type75 Mini CFL アングルポイズ タイプ75 ミニ

スタイリッシュかつシンプルなデザインでインテリアに合わせやすく、機能的。ケネス・グランジデザインのANGLEPOISE(アングルポイズ)の人気者、Type75™ Mini CFL

1932年の誕生から80年以上の時を越え、今もなお世界中で愛され続けるANGLEPOISE(アングルポイズ)は、スプリング式アームランプの元祖であり、タスクランプのアイコン的存在でもあるイギリスを代表する照明。3本のスプリングが重量バランスを取り、驚くほどスムーズなアームの動きと思い通りのポジションキープを実現した画期的な照明は、1932年の誕生から80年以上の時を越え、今もなお世界中で愛され続けています。
※ANGLEPOISEの歴史は、同ページ中程の「もっと読む」ボタンよりご覧頂けます。

2004年にKENNETH GRANGE (ケネス・グランジ)がデザインしたデスクランプ「Type75™」は、後に「Apex 90」として改良される1970年代の「model 75」のクラッシックなイメージを尊重しつつ、彼の感性で現代的に表現。英国ではベストセラーとなり、映画やTV番組にも度々登場するなど、いまやスタンダードといえるモデル。

美しいマット仕上げの楽しいミニサイズのデスクランプは、オフィスやワークスペースのみならず、ベッドサイドやお子様部屋など、インテリアにナチュラルに溶け込みます。

尚、カラー廃番のため、ブラック、シルバー、ホワイト以外は国内在庫が無くなり次第販売終了となります。

ANGLEPOISE(アングルポイズ)

ANGLEPOISEの軌跡

1932年、ユークリッド幾何学に精通した自動車メーカーのエンジニア、George Carwardine(ジョージ・カワーダイン)が世界クラスの技術を持つスプリング製造の専門メーカーHerbert Terry and Sons Ltd.(ハーバート・テリー・アンド・サンズ)社のスプリングを用い、重量バランスの技術的理論を考案して誕生した4本のスプリング・バランスアームランプが今のANGLEPOISE(アングルポイズ)ランプの原型です。
この4本スプリング型のタスクランプ「ANGLEPOISE 1209」は大変機能的な照明であったものの、工業用照明のイメージが強かったため、1935年に一般家庭向けとしてよりシンプルでスタイリッシュな3本スプリングタイプの「ANGLEPOISE 1227」を発表、すぐに大成功を収めます。ちなみにこの「1209」や「1227」とは、12インチの短いアームが1208、18インチのアームのものは1209と言った具合に、多品種のスプリング製造を行っていたTerry’s社の商品管理のために付けられたナンバリングだそう。

時代のニーズに応えた1227とMODEL75

ランプと共にキャスターベース、デスククランプ、ウォールブラケット用のアクセサリパーツが作られ、撮影用や歯科医の治療用、病院の手術室用、ガレージ用と様々なバージョンがあり、戦時中は軍用機のナビゲーションテーブル用の特別仕様も製造されたほど、ANGLEPOISEは時代のニーズに応え、幅広く活躍します。戦後は品薄となったスチールに代わり、アングルポイズのアームはアルミニウム製に、シェードを支える部分はスチール製からダイキャストへ、シェードは通気性改善のため少々大きくなりました。そしてその新しいランプは「model 50」と名付けられます。その後もランプホルダーの生産中止によるデザイン変更で生まれた「model 75」が時代を象徴するデザインとなり、1982年の国会議事録には、省エネランプを利用した先進的商品として産業賞を受賞した省エネランプ仕様のANGLEPOISE「Sola」が、国会議事堂ビックベンで採用されたとの記載が残っています。

ピクサーの顔にもなったANGLEPOISE

また、1937年にノルウェー人業者ヤック・ヤコブセンがアングルポイズのランプを輸入、ノルウェーでのライセンス製造契約を交わし、LUXO社が誕生しました。後にアメリカでの販売権が認可され、ANGLEPOISE社の技術を元に、アメリカで生産されるLUXOライトはとても有名になり、アメリカで大成功を収めます。1986年に公開された映画会社Pixer(ピクサー)の短編映画「LUXO Jr」では、アングルポイズのデスクランプが主人公のモデルとなり、その後Pixerのマスコットキャラクターとしても有名になりました。

新しい時代に入るANGLEPOISE

1989年のデザインミュージアム(ロンドン)の設立により、デザイン界の専門家たちがメッセージを発信し始めます。1992年には、現RCA教授のジェレミー・マイヤーソンが「ANGLEPOISE 1227」を愛用品として選んだ25人のトップデザイナーへのインタビューを行い、そのイベントの記念として「1227」限定復刻版を発売しました。また、グローバルマーケットの時代に入ると海外の安価なコピー商品が出回ってくるようになり、新しい方向性の改革の必要性から次世代への商品開発を目指し、コダックの”ポケットインスタマチックカメラ” や高速列車 “Inter City125″、ロンドンタクシーで知られるプロダクトデザイナー、ケネス・グランジによる「Type 3」(2003年)、「Type 75」(2004年)、「Type 1228」(2008年) といったニューモデルが次々と発表されました。

Giant1227誕生にまつわる秘話

また別の転機も訪れました。作家・脚本家であるロアルド・ダールの博物館のために彼が執筆室で愛用していたANGLEPOISEの3倍サイズのランプをつくるという特注依頼が舞い込み、3台製作されたジャイアントサイズのANGLEPOISE 1227のうち、オークションにかけられた1台を落札したのはなんと映画監督のティム・バートンでした。そして残る1台が100% DESIGN LONDONに出展されると、これが評判となり現在では定番商品として世界中で使われています。

多くの人々に愛され続けるANGLEPOISE

75周年を迎えた2009年にはロイヤルメールの記念切手「英国を代表する10のデザイン」が発売されます。「ANGLEPOISE 1227」 はコンコルドや2階建てロンドンバス、ミニなどと共に選ばれ、この年「Original 1227」が復刻発売されました。ANGLEPOISEは、エンジニアリングコンセプトから誕生し、永い時を経てデザイナーブランドとして現在に至っています。誕生から80年を経た現在でも、デザイン通の人々の間だけではなく、一般の人々まで幅広く知られるタスクランプのアイコン的存在になっています。

"そして今もなおケネス・グランジとANGLEPOISEは開発に取り組んでいます。それはもうすぐ新世代のANGLEPOISEとして皆さんの前に姿を現すことでしょう。"

WHAT'S AGP PARK™
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Kenneth Grange(ケネス・グランジ)

1929年ロンドン生まれ。1944年から3年間、芸術と工芸のウィレスデン校にてデザインの基礎を学ぶ。兵役の一環としてテクニカルイラストレーションの訓練を受けた後、ロンドンの数々の建築デザイン事務所でアシスタントとして経験を積み、1958年、ロンドンに自身の事務所Kenneth Grange Design Ltd. を設立。その14年後の1972年には、アラン・フレッチャー、コリン・フォーブス、マービン・カーランスキーと共に世界的に有名なロンドンのデザイン事務所、Pentagram(ペンタグラム)を設立。世界的デザイン事務所へと成長するPentagramは多分野に渡るデザイン集団であり、現在では20ものパートナー企業や支社から成り立っている。
彼のデザインはドイツ的機能主義と英国らしいほどよい感性を兼ね備え、剛性感と同時に彫刻のように明瞭なフォルムをもつ。代表的なプロダクトデザインには、ケンウッドのフードミキサー“シェフ”シリーズ、コダックの”ポケットインスタマチックカメラ”、パーカーの万年筆“パーカー25”シリーズ、ウィルキンソン・ソードのカミソリや名門オーディオメーカーB&Wの“DM6”、シグネチャーダイアモンドなどがある。また、英国国鉄の高速列車Inter City125の外装デザイン(1971年-1973年)や、ロンドンのAdshelのバス停(1990年)、ロンドンタクシーのモデルチェンジ(2000年)を手がけるなど人々の日常性と深い関わりを持つものが多い。
数多くのデザインアワードを受賞し、1969年にはRoyal Designers for Industry(RDI)のメンバーに選ばれる。その10年後には英国デザインカウンシルのアドバイザーとなり、名実ともに英国プロダクトデザインの第一人者となった。日本との関わり合いも深く、1970年以降、丸善のミシン、INAXの浴室、資生堂の化粧品パッケージなど、日本企業からの依頼も数多く手がけ、彼の作品は日本のプロダクトデザインにも大きな影響を与えた。彼がデザインプロセスのなかで最も重視したのはマニファクチャリングである。それはプロダクトデザインは単なる美的な改良手段ではなく、常に技術革新へのアプローチであるということを示している。「真率で誠実」というブリティッシュデザインの伝統的な特質を繊細かつ洗練されたデザインで今も守り続けている。

サイズ シェード:φ129mm×H150mm
アームリーチ:243mm+236mm
ベース:φ170×H157mm
重量:2.3kg
素材 アルミ / 金属ジョイント / 塗装またはクロム仕上げ
Jet Black(ブラック) / Dove Grey(グレー) / Alpine White(ホワイト) / Signal Red(レッド) / Silver Lustre(シルバー)
※レッド・シルバーは在庫限りで販売終了。ご注文時欠品の可能性がございますので何卒ご了承お願い致します。
仕様 適合電球:
EFD 10EL / 口金E17(LED使用可)
※電球は付属しません
※調光器使用不可
コードスイッチ式
組み立て式
使用電球について:重量の重い電球をお使い頂くと、シェードが自重で下がって来てしまうため、45g前後までの軽量の電球をお選び頂きますようお願い致します。
納期 国内在庫のある場合:1週間以内
在庫状況により異なります。お気軽にお問い合わせ下さい。
送料 送料無料
※沖縄・離島は別途お見積
デザイナー Kenneth Grange
備考 ・代引き不可
・お取り寄せ商品の為、ご注文後のキャンセル不可
【ご注意】
ANGLEPOISEは、3本のスプリングで電球を含めたシェードの重さのバランスを取ることでアームのスムーズな動きを可能にしています。アームのポジションが思い通りの位置で止まらない場合にはナットの締め付けが緩んでいる可能性がございますので、商品に付属している六角レンチでナットを締め直してご調整ください。詳細は商品に同梱されている取扱説明書をご参照ください。
バイヤーのおすすめポイント

Anglepoise Type75のかわいらしいミニサイズ

一度使ってしまうとこのフレキシブルさとデザイン製を超える照明が想像できなくなるAnglepoiseのスプリング式アームランプ。なかでもケネス・グランジデザインのANGLEPOISE Type75は、マットな質感とシンプルなシェードデザインで様々なインテリアと相性がよく、オフィスや住宅のワークスペース、サイドボードやベッドサイドランプなど、気軽に取り入れやすく人気のモデルです。驚くほどスムースで自由度の高い挙動によって垣間見える様々なシルエットに、無意識にピクサーのLUXO Jr(ルクソージュニア)を思い出してしまうせいか、シンプルなデザインとは言いながらどこか愛嬌を感じるアングルポイズ。更に親しみやすいType75™ Miniは「タイプ75のミニ」というより「Type75のジュニア」とでも呼びたいかわいさで、子供部屋にもおすすめです。(sae)

ご注文

型番
TYPE 75 mini スプリング式アームランプ デスクライト スタンドランプ
価格
44,000円(税4,000円)
購入数
Jet Black:ブラック
Alpine White:ホワイト
Slate Grey :グレー
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