Max Bill マックス・ビル
Ulm Stool ウルムスツール

チェア・スツール

59,400円(税5,400円)

マックス・ビルとアシスタントを勤めていたハンス・ギュジョロによりデザインされたバウハウスの理念を象徴するスツール。シンプルで考えぬかれたその形状は「座る」ことはもちろん、サイドテーブルや本棚・飾り棚、踏み台など、様々な用途で使用できるようにデザインされています。

1953年、旧西ドイツのウルムに開設された「ウルム造形大学」は、バウハウスの理念を継承する革新的な教育機関でした。1954年この大学の初代学長を務めたマックス・ビルと当時ビルのアシスタントを勤めていたハンス・ギュジョロは、学生達のために腰を下ろす何らかの道具を考えました。仕事机や講義、カフェテラスなどに使えるスツール、サイドテーブル、持ち歩く機能や書籍をのせるトレイなど、多目的な要素をデザインに集約し「ウルムスツール」は生まれました。

無駄な機能やデザインを削ぎ落とした、まさにバウハウスの概念をそのまま受け継いだ象徴的スツールと言われています。

また、機能性もさることながら、高度な木工技術により耐久性にもすぐれています。木材の接合には釘を一切使わず、木を指と指を組んだように組み合わせる技法が使われており、強度に優れ木材の反りやねじれも防いでくれます。

また、本体は軽いスプルース（米唐檜）材を使用し、強度の必要な脚部と貫木の部分には丈夫なビーチ材を使用しているため、約2.5kgと女性でも片手で持ち運べるほど軽量でありながら、必要十分な強度も兼ね備えています。

釘を一切使わない高度な木組み工法

非常に美しく、デザインとしてもウルムスツールの特徴となっている座面と側面の板は「組継ぎ」という工法で接合。強度に優れ、反りやねじれを防ぐ木工技術です。

地面に設置する脚部は強度のある材質[ビーチ]を「相互矧(は)ぎ」という工法で接合。エッジ部が僅かに削られており、シャープなラインをより美しく魅せる工夫が施されています。

コの字の中に一本通る横棒は「くさび細継ぎ」で接合。この部分にも丈夫なビーチ材を使用。

Wohnbedarf（ヴォーンベダルフ社）

1931年にスイスで設立された歴史ある家具ブランドです。過去には、アアルト、コルビュジェ、ミースなどの著名な建築家の製品を手掛けました。現在はマックス・ビルの製品を中心にマスターピースと呼べる家具を世に送り出しています。

サイズ	W390mm×D290mm×H440mm
素材	スプルース（米唐檜）、ビーチ
色	ナチュラル（無塗装）
納期	約1週間 ※メーカー在庫がない場合、お届けまでに数か月かかることがございます。お急ぎの方はお問合せください。
送料	送料無料 ※沖縄・離島は別途お見積
デザイナー	Max Bill & Hans Gugelot
備考	こちらの商品は天然木を使用しておりますので、木目には若干の個体差がございます。また、商品によっては木の節があるものもございます。天然木の個性としてお楽しみください。また、お取り寄せ商品の為、ご注文後のキャンセルはご容赦ください。