85,800円(税7,800円)
廃れていた天然染色を復活させ、オアハカのラグを世に広め世界中のコレクターを魅了した、アイザック(イサック)・バスケス・ガルシア。彼のファミリー達によるバスケス工房で作られたサポテックラグです。
1973年にアメリカ、ニューメキシコ州のアルバカーキで、メキシコ・オアハカラグの産地、ティオティトラン村を代表する3人の織り手(Isaac Vasquez Garcia / Alberto Vasquez / Ismael Gutierrez)を紹介するイベント「THREE MASTER WEAVERS」が行われます。このイベントが当時サンタフェを中心としたフォークロアムーブメントにかなりのインパクトを与え、ティオティトラン村、オアハカラグが一気に有名になったと言われてます。
オアハカのラグは、日本でも濱田庄司や利根山光人らによって取り上げられ、当時のものは国内の様々な民芸館や、利根山の大著「メキシコの民芸」の中でも紹介されています。
トラディショナルで力強いそのデザインと、緻密な織りと天然染織の素晴らしい手仕事は、現在も彼とファミリーたちにより続けられ、当時と同じ非常に高いクオリティを保っています。
また、裏表同じ色合いのリバーシブルで、しっかりと目は詰まっていますが、比較的薄手のため、季節を問わず通年通してお楽しみいただくことができます。
このラグの文様、Caracol(カラコル)は古代のレリーフの一つ。1200〜1300年ほど前に作られたサポテコ人の遺跡、ミトラ(Ruins of Mitra)やティオティトラン村の中心部にある教会の壁に掘られてる古代のレリーフの一つで、輪廻天性、命の流れ、永遠のシンボル的な意味合いがあります。
4方向に伸びる曲線はそれぞれ左上から時計回りにNacer(誕生)Crecer(成長)Morir(死)Reproducir(再生)とCuatro Cardinal Point、人生の4つの大きな転機を示してます。無から始まり無に終わる、始まりも終わりも無い、継続と永久、人は生まれいつかは死ぬ、など、独自の死生観を表した力強いデザインです。
バスケス氏はCARACOLを最も重要なオアハカラグのデザインと捉え、このように表現してます。
The Caracol symbolizes life itself. It starts in nothing and ends in nothing. It is a positive and negative construction with shapes that have no beginning and no end. It is continuous and unending. (カラコルは人生そのものを象徴してます。それは無から始まり無に終わる、始まりも終わりもない、光と陰の構造、永遠に続く果てしない物です。)
- Inspireさんのご説明より引用 -
サイズ | 約785mm×H1550mm(フリンジ含まず) |
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素材 | ウール100% |
工房 | Issac Vasquez Garcia / アイザック・バスケス工房 |
納期 | 約1週間 |
送料 | 食器・雑貨 |
生産国 | mexico oaxaca(メキシコ オアハカ) |
備考 | ・一点一点ハンドメイドのため、染めムラや布の歪みなどが見られる場合がございます。 ・モニタにより実際の色と多少異なることがあります。 ・店頭と在庫を共有しております。更新に時間差が生じ、ご注文時に商品が欠品している可能性がございます事をご了承ください。 |