Form & Refine Leaf shelf フォーム＆リファイン リーフ シェルフ 1×2

廃棄されてしまう端材をアップサイクルした葉っぱの形の脚がアイコンのシンプルなシェルフ。

葉っぱの形の脚がアイコンとなるようにデザインされた、非常にピュアな美学が特徴のLeaf Shelf（リーフシェルフ）。

製造業で避けては通れない残材に着目し、通常は廃棄されてしまう木材産業の端材に機能的で美しいデザインを施すことで新たな命を吹き込むことはできないかと考え、デザインされた木製のシェルフです。

「葉」の形のオーガニックでクリーンな表情がシェルフシステムに特徴的な外観を与えています。

構造自体もまた、その安定性で新境地を開拓しています。棚の後ろにネジや余分な固定パーツがなく、シェルフの前後がないため、壁付けをせず、空間を仕切るパーティション代わりに部屋の中央に配置することも可能で、ショップの展示什器としてもおすすめです。

In Praise of Wood - 木を讃えて

Form & Refineの家具のデザインは、私たちが最も好きな素材である木への深い愛情から生まれています。木は有機的なもので、土の中から芽を出し、その成長の間にきれいな空気を供給してくれます。責任を持って伐採され、製造された木製家具は、CO2の排出量が少ない製品です。木は扱うのに熟練技術が必要で、常に変化し続ける素材です。温かみのある手触りで、生命力と気質を持っています。周囲の環境に応じて膨張したり収縮したりすることも木の特徴です。そしてそれは時間が経つにつれて、より美しく成長していきます。
私たちは使用する素材を大切にしています。それは、木の持つ自然で多様な表現を受け入れ、賞賛することを意味します。そのため、私たちの家具は木目や節、色の違いによって、それぞれの特徴を持っています。このような考え方は、持続可能性という私たちのビジョンを支えるだけでなく、自然の素材が持つ個性を尊重するものでもあります。
木を使ったコレクションは、伝統的な北欧デザインに基づいてデザインされています。厳選されたヨーロッパのパートナーたちは、それぞれの国の無垢材を使用しています。私たちの主なモチベーションの一つは、製品を素材の原産地に近い場所で生産することで、無駄を減らし持続可能性を確保することにあります。
さらに、デンマークのフュン島にあるダムスボの森と私たちが密接に協力しているというユニークな特権があります。広大な森林が自然に再生し、一本一本の木が他の場所に比べてかなり樹齢が長いものになっているため、木目がはっきりとしています。このダムスボの木を使った製品がデンマーク国内でデザイン、生産され、発展しているのです。

In Praise of OffCuts - 副産物を讃えて

Form & Refineでは、私たちが関わっている産業を通して、環境への影響を最小限に抑える方法を見つけることを目指しています。アップサイクルは、創造的再利用としても知られており、副産物や廃棄物、役に立たない残材を、より良い品質と環境価値のある新しい素材や製品に変換するプロセスです。
私たちのOffCutsの製品ラインでは、木材産業と繊維産業の両方の製造残材や廃棄物に着目しています。残材や未使用の部分を使って新しい製品を作ることで、非常に価値のある素材を最大限に活用し、そういった素材に機能的で美しいデザインの新しい命を吹き込みます。

私たちの2つの主要なジョイント工場では必然的に残材が出るため、そのような副産物に着目してきました。テーブルやベンチなど大きめの家具は、ある程度の切れ端がつきものです。しかし、小さすぎたりサイズもバラバラなので、一般的には、ほぼ再利用の価値がありません。そこで、一部の作業場ではその端材を自分たちが暖をとる薪として使用したり、さらには、住宅用の薪として販売しているところもあります。もちろん、薪としての品質も最高です。
それとは別に、私たちはKvadrat Fabrics（クヴァドラ ファブリック）とSorensen Leather（ソーレンセン レザー）とのユニークなコラボレーションでOffCutsのキャリアバッグを作っています。残材が不足しているため、限定生産となっています。Kvadrat社のような生産者からは、お客様のご要望に応じたソリューションを求められることが多く、そのような工程の中で残材を完全に排除することはできません。Sorensen Leatherの端材は、家具の張り地の生産で使用されているもので、通常の端材か、小さな欠陥のある二次選別品のどちらかです。
私たちの目的は、これらの残材を使用して、豊かな素材の可能性を最大限に引き出し、無駄を省くことです。