2,420円(税220円)
小鹿田焼の里、大分県日田市では、鮎の内蔵を使った塩辛「うるか」を入れる蓋付きの壺を「うるか壷」と呼び、一合壷サイズから一升を越える大きなサイズまで様々なサイズの壷が作られています。
アメ(飴釉)、フラシ(透明)、セイジ(緑釉)など、自然原料の釉(うわぐすり)を使用した色とりどりの釉薬に、飛び鉋や刷毛目、櫛目や流し掛けなど、小鹿田焼の伝統技法が楽しめるミニサイズの蓋つきの壷。
珍味や佃煮、梅干しにはもちろん、調味料やシュガーポット、お菓子などを入れて食卓に、小物入れや香炉などにも。
仕上がりの色味やサイズには個体差がございますので、ご了承の上ご利用頂きますようお願い致します。
小鹿田焼の里、大分県日田市の皿山は、2017年7月5日に発生した北部九州豪雨で甚大な被害を受けました。
発生から数日後、ようやく窯元さんにお電話が繋がり、ご無事でいらっしゃる事をお伺いして安堵したものの、小鹿田焼の土を粉砕する唐臼と水路の破損、登り窯の周辺部や土を採取する山の崩落などで、当面は焼き物作りを行えないとのご報告を受けました。
2017年12月現在、徐々に復旧に向かっており、一部商品の再入荷ができましたが、まだ完全復帰には至らない状況が続いております。ROUND ROBINでは売り上げの一部を復興支援金として寄付させて頂きますが、ご協力をいただける方には小鹿田焼 復興事業支援金のサイトから直接のご支援をお願いできましたら幸いです。
皆様のご協力とご支援を何卒宜しくお願い致します。
今から約300年前、福岡県朝倉郡小石原村にある小石原焼(こいしわらやき)から分窯したと伝えられる小鹿田焼。江戸中期、幕府直轄領(天領)であった日田の代官により領内の生活雑器の需要を賄うために興された小鹿田焼の窯元は、一子相伝で弟子を取らず、十軒の窯のみがその技術を綿々と受け継ぎ、今に至るまで開窯以来の伝統的な技法がよく保存されて来ました。そのことを大きな理由として小鹿田焼の技法が1995年に国の重要無形文化財指定を受け、2008年3月には地区全体が「小鹿田焼の里」として重要文化的景観に選定されました。
山里でひっそりと焼かれてきた小鹿田焼が脚光を浴びるようになったのは昭和に入ってから。素朴で温かみのある小鹿田焼を初めて評価し、世に広く伝えたのは民芸運動の先駆者、柳宗悦と英国の陶芸家、バーナード・リーチです。バーナード・リーチは約一ヶ月皿山で製作に精進し、彼の指導した取っ手付けなどの手法は今も小鹿田焼に受け継がれています。
小鹿田焼の伝統の技法には、刷毛目、飛び鉋、指描き、櫛描き、打ち掛け、流し掛けなどがあります。中でも小鹿田焼といえば思い浮かぶ、ろくろを蹴りながら回す蹴轆轤(けろくろ)を使用し、化粧土に小さな鉋の先で削り目をつける飛び鉋の技法は、「世界一流の民窯」と謳われた小鹿田焼開窯から300年、現代においても広く私たちの心を魅了し続けています。
サイズ | 一合壷:φ80mm×H100mm 二合壷:φ100mm×H115mm ※個体差がございます。 |
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素材 | 陶器(小鹿田焼) |
色 | 黒釉、灰釉など |
仕様 | 飛び鉋 / 刷毛目 / 打ち掛けなど ※同じ柄をお選び頂いても個体差がございますことをご了承下さい |
納期 | 約1週間 |
送料 | 食器・雑貨 |
ギフト対応 | 不可 大変申し訳ございませんが、小鹿田焼の器は破損の危険が高いため、ギフト対応しておりません。何卒ご了承お願い致します。 |
備考 | |
小鹿田焼 販売のご注意 |
一点一点手作りの焼き物のため、一点ずつの個体差や、窯入れのロットによっても色味や模様等の風合いが異なります。上記理由でのご返品はお承り致しかねますので、ご理解頂ける方のご利用をお願い致します。また、オリジナルの小鹿田焼きの販売予定はtwitterやfacebookにてご案内しています。 |