ANGLEPOISE 90 Mini Mini アングルポイズ 90 ミニミニ

ANGLEPOISEのミニミニサイズの新たなコレクション、“90 Mini Mini”

1970年代に人気を博した “Model 90” からインスピレーションを受け、既存のラインナップのハーフサイズでデザインされたスタイリッシュな “90 Mini Mini” は、実用の極限までサイズダウンした軽快さに加え、常に寄り添ってくれるような親しみさえもっています。

しっかりとANGLEPOISEのメカニズムを受け継いだ“90 Mini Mini” はコンパクトで愛らしいだけでなく、必要な場所に光を届ける実に本格的なツールでもあります。シェード内には調光可能なLEDモジュールが内蔵され、最適な光を提供します。

電源供給にはUSBケーブルが採用され、携帯用バッテリーを用いればどこにいても使用することができます。デスク周りだけでなく、ベッドサイド、キッチンやリビングのニッチスペースでも活躍してくれる今までにないカテゴリーのアイテムです。

ANGLEPOISE(アングルポイズ)

ANGLEPOISEの軌跡

1932年、ユークリッド幾何学に精通した自動車メーカーのエンジニア、George Carwardine(ジョージ・カワーダイン)が世界クラスの技術を持つスプリング製造の専門メーカーHerbert Terry and Sons Ltd.(ハーバート・テリー・アンド・サンズ)社のスプリングを用い、重量バランスの技術的理論を考案して誕生した4本のスプリング・バランスアームランプが今のANGLEPOISE(アングルポイズ)ランプの原型です。
この4本スプリング型のタスクランプ「ANGLEPOISE 1209」は大変機能的な照明であったものの、工業用照明のイメージが強かったため、1935年に一般家庭向けとしてよりシンプルでスタイリッシュな3本スプリングタイプの「ANGLEPOISE 1227」を発表、すぐに大成功を収めます。ちなみにこの「1209」や「1227」とは、12インチの短いアームが1208、18インチのアームのものは1209と言った具合に、多品種のスプリング製造を行っていたTerry’s社の商品管理のために付けられたナンバリングだそう。

時代のニーズに応えた1227とMODEL75

ランプと共にキャスターベース、デスククランプ、ウォールブラケット用のアクセサリパーツが作られ、撮影用や歯科医の治療用、病院の手術室用、ガレージ用と様々なバージョンがあり、戦時中は軍用機のナビゲーションテーブル用の特別仕様も製造されたほど、ANGLEPOISEは時代のニーズに応え、幅広く活躍します。戦後は品薄となったスチールに代わり、アングルポイズのアームはアルミニウム製に、シェードを支える部分はスチール製からダイキャストへ、シェードは通気性改善のため少々大きくなりました。そしてその新しいランプは「model 50」と名付けられます。その後もランプホルダーの生産中止によるデザイン変更で生まれた「model 75」が時代を象徴するデザインとなり、1982年の国会議事録には、省エネランプを利用した先進的商品として産業賞を受賞した省エネランプ仕様のANGLEPOISE「Sola」が、国会議事堂ビックベンで採用されたとの記載が残っています。

ピクサーの顔にもなったANGLEPOISE

また、1937年にノルウェー人業者ヤック・ヤコブセンがアングルポイズのランプを輸入、ノルウェーでのライセンス製造契約を交わし、LUXO社が誕生しました。後にアメリカでの販売権が認可され、ANGLEPOISE社の技術を元に、アメリカで生産されるLUXOライトはとても有名になり、アメリカで大成功を収めます。1986年に公開された映画会社Pixer(ピクサー)の短編映画「LUXO Jr」では、アングルポイズのデスクランプが主人公のモデルとなり、その後Pixerのマスコットキャラクターとしても有名になりました。

新しい時代に入るANGLEPOISE

1989年のデザインミュージアム(ロンドン)の設立により、デザイン界の専門家たちがメッセージを発信し始めます。1992年には、現RCA教授のジェレミー・マイヤーソンが「ANGLEPOISE 1227」を愛用品として選んだ25人のトップデザイナーへのインタビューを行い、そのイベントの記念として「1227」限定復刻版を発売しました。また、グローバルマーケットの時代に入ると海外の安価なコピー商品が出回ってくるようになり、新しい方向性の改革の必要性から次世代への商品開発を目指し、コダックの”ポケットインスタマチックカメラ” や高速列車 “Inter City125″、ロンドンタクシーで知られるプロダクトデザイナー、ケネス・グランジによる「Type 3」(2003年)、「Type 75」(2004年)、「Type 1228」(2008年) といったニューモデルが次々と発表されました。

Giant1227誕生にまつわる秘話

また別の転機も訪れました。作家・脚本家であるロアルド・ダールの博物館のために彼が執筆室で愛用していたANGLEPOISEの3倍サイズのランプをつくるという特注依頼が舞い込み、3台製作されたジャイアントサイズのANGLEPOISE 1227のうち、オークションにかけられた1台を落札したのはなんと映画監督のティム・バートンでした。そして残る1台が100% DESIGN LONDONに出展されると、これが評判となり現在では定番商品として世界中で使われています。

多くの人々に愛され続けるANGLEPOISE

75周年を迎えた2009年にはロイヤルメールの記念切手「英国を代表する10のデザイン」が発売されます。「ANGLEPOISE 1227」 はコンコルドや2階建てロンドンバス、ミニなどと共に選ばれ、この年「Original 1227」が復刻発売されました。ANGLEPOISEは、エンジニアリングコンセプトから誕生し、永い時を経てデザイナーブランドとして現在に至っています。誕生から80年を経た現在でも、デザイン通の人々の間だけではなく、一般の人々まで幅広く知られるタスクランプのアイコン的存在になっています。

"そして今もなおケネス・グランジとANGLEPOISEは開発に取り組んでいます。それはもうすぐ新世代のANGLEPOISEとして皆さんの前に姿を現すことでしょう。"

WHAT'S AGP PARK™
About ANGLEPOISE®

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サイズ シェード:φ90mm×H125mm
アームリーチ:max L320
ベースサイズ:φ120mm×H30mm
ケーブル:1.5m
素材 アルミ
Steel Blue / Warm Silver / Carbon Black
仕様 電源:USBケーブル(付属)
光源:LED光束:470lm
納期 約一週間
※在庫状況により異なります。お気軽にお問い合わせ下さい。
送料 食器・雑貨
デザイナー George Carwardine
備考 ・代引き不可
・お取り寄せ商品の為、ご注文後のキャンセル不可

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型番
アングルポイズ テーブルランプ テーブルライト 90 minimini
価格
26,400円(税2,400円)
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