49,500円(税4,500円)
近藤昭作氏が1960年代にデザインした竹製のペンダントランプ、「竹のあかり」シリーズ。職人の高齢化により2008年に一度生産中止となるも、近藤昭作氏本人が別府の若手の竹職人へ原寸大の展開図をもとに編み起こす製法を継承し、SKランプとして2015年に復刻が実現、そして、2016年、やや小ぶりで円筒型のシェードが特徴の「鐘型」が新たに加わりました。
竹の反発する力を利用し、竹工芸の技術で四つ目に編まれた竹と成型アクリルで一体成形された竹の照明シェード。節の無い竹の内側をシェードの表に使用し、光りを反射する竹の表面をシェードの内面に用いることで、特有の緊張感と張り感のある美しい曲線フォルムに仕上がっています。
40年以上前に考えられたこの照明は、どこか懐かしくあたたかみのある面持ちを携えながら、今なお色褪せることない魅力を持ち続けています。
竹のあかりシリーズは白熱球が発売されたことにより作られるようになりました。白熱球がなかった時代は、電球のガラスが透明で、光が直接目に見えて眩しすぎるため、竹の骨組みに和紙を張るのが主流だったとのこと。2008年にヤマギワでの販売が終了、2015年メトロクスより乳白色のアクリルシェードを合わせた2種類の竹のあかりが復刻となりました。
1927年、新潟県生まれ。竹を用いた照明づくりの第一人者。工業デザインの考え方を取り入れつつ、素材の特性を活かした仕事は、今日のクラフトデザインに大きな影響を与え続けています。デザイナー、工芸作家、職人の3つの顔を持ち、国内外で高く評価されています。
[ 主な活動暦 ]
1943-45年、工学院造船科卒業後、三井造船に入社。終戦後、兄のもとで竹工修業に入る。1965年、日本デザイナークラフトマン協会(現 日本クラフトデザイン協会)理事となる。1967-71年松屋銀座にて「近藤昭作 竹のあかり展」を3回にわたり、開催。1970年、ヤマギワより「竹のあかりシリーズ」の販売がスタート。1981年、日本クラフトデザイン協会副理事長となる。1982年、国井喜太郎産業工芸賞受賞。2015年、「SK ランプ」としてアクリルと竹の照明を復刻。
サイズ | φ250mm×H270mm / 0.45kg コード丈:1m |
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素材 | 竹 / 乳白アクリル |
色 | ホワイト |
仕様 | 電源:引掛けシーリング 電球:E26 白熱球(ホワイトボール球型)60W×1 ※LED電球使用可 ※電球は付属していません。電球をご希望の方はご注文時に限り、380円(税別)でご注文をお承り致します。 【付属品】中間コードハンガー(コード丈調整用) |
コード変更 | 照明のコード丈カット、コード丈延長が可能です。コード加工は8,000円(税別)の加工費と3週間程度のお日にちが掛かります。ご希望の方はお問合せ下さい。尚、コード丈は10cm単位でのご指定となります。 |
納期 | 約一週間 ※在庫状況により異なります。お気軽にお問い合わせ下さい |
送料 | 送料無料 ※沖縄・離島は別途お見積 |
デザイナー | 近藤 昭作 |
備考 | ・お取り寄せ商品の為、ご注文後のキャンセル不可 |
半月型 | 山型 | 鐘型 |
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60,000円 | 60,000円 | 45,000円 |
(税別) |
乳白色のアクリルから漏れる光と竹の編み目からこぼれる光のコントラストも美しい竹の照明。職人の手仕事から生まれる美しい竹の編み目は、消灯時でも美しく繊細なインテリアとして魅了します。素朴な竹素材の照明は和のインテリアにはもちろん、木や革などの素材を生かした北欧デザインの家具や、むき出しのコンクリート天井やモルタル壁などのシンプルでモダンな空間にも馴染みます。ダイニングテーブルの上に灯せばあたたかな食卓に。和風のカフェ・レストランをはじめ、落ち着いた空間の店舗照明にもおすすめです。(sae)