32,400円(税2,400円)
しっかと踏ん張る3本脚がかわいいブナ無垢材のシューメーカーチェアは、15世紀頃、農場の乳搾り用の椅子として使用されていた形を元にデザインされたもの。やがて木靴の生産が盛んになると、靴職人たちが長時間快適に座れるようにとお尻の形に合わせて座面を削って使用したことにインスピレーションを得て、このシューメーカーチェアは誕生しました。
フォルムの美しさもさることながら、お尻の形に併せて削り出された凹凸のある座面は、お尻を包み込んで安定感を保ち、無垢材の削り出しと思えないほど柔らかで安定感のある座り心地が魅力です。また、椅子の強度のために入れられた三本脚の間のT字の貫きは、椅子に座る際の足置きにもなるシンプルで無駄のないデザイン。北欧の伝統が息づく洗練されたスツールは、インテリアとして、生活の道具として純粋な美しさを持っています。
木のぬくもりがダイレクトに伝わる柔らかな質感の無塗装は、いつか飴色になるまで使い込みたい経年変化も楽しみな一脚。キズも汚れも味わいとなっていきますが、気になる方はサンドペーパーで簡単に修復できるのも無垢材の椅子ならではの魅力。
また、無垢材の魅力を生かしたまま、撥水効果によって色の変化や汚れを防ぐソープフィニッシュ塗装剤も別売りでご用意しています。
No.42は、少し低めの座面でゆっくり座れるので、リビングはもちろん、玄関などで靴を履く際にあると便利なサイズです。
1970年代初めにシューメーカーチェアの製作を始めたのは、現在のオーナーであるラース・ワーナーの父親でした。この3本脚のスツールの歴史は15世紀に遡り、何世紀にもわたってほんの少し形が変わっただけで、平らな座面の乳搾り用のスツールとして使われてきました。そのうちに、靴職人が自分用の椅子の座を座り心地を良くするためにお尻の形に合わせて削った事がきっかけになり、それにインスピレーションを得て現在の形に近づきました。その為にこのスツールは「シューメーカーチェア」と呼ばれる様になったのです。シューメーカーチェアは1930年代の短い期間に、現在のワーナー社の工場の近く、デンマークの有名な作家であるハンス・クリスチャン・アンデルセンの生誕地に近い場所で製産されていた以外には、ワーナー・ファミリーがハンドメードのスツールを製産するようになるまで作られていました。ワーナー社の元のスツールにはなかった「貫」によって改良を重ねてきました。さらに改良点を述べるなら、人間工学に基づいて作られた座面と簡単に倒れない様に地面にしっかりと立つ確度の脚があげられます。
シューメーカーチェアの製作を引き継いだのがワーナー社の社長でもあるワーズ・ワーナー氏です。もともと木靴を製作する職人だったワーナー氏が体の一部のように使っていた愛着のある椅子をもう一度世に送り出したいと考え復刻生産を始めました。絶妙な曲線を描く座面の形状は、大まかな木の削り出し以外、全て手作業で行っています。原木の仕入れから出荷の作業まで全てをワーナー氏が一人で管理し、ひとつひとつ丁寧に時間をかけて作られるこの椅子には、ワーナー氏の職人としてのこだわりと想いが込められています。
サイズ | W460mm×D360mm×H420mm:SH390mm |
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素材 | ブナ |
色 | ナチュラル(無塗装) |
納期 | 約1週間 |
送料 | 家具E |
デザイナー | Lars Werner |
備考 | 店舗展示商品のため、小さな傷や汚れなどが見られる場合がございます。現品割引セール販売のため、ご了承の上ご利用頂きますようお願い致します。ご注文確定後のキャンセル・返品はお承りできません。 |
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