emeco 111 NAVY CHAIR
エメコ ネイビーチェア 111

65%がrPET（再生ペットボトル）。35％がグラスファイバーとインク。画期的で普遍的なサステナブルなインテリア。

「地球環境のために、プラスチックボトルを再利用するのはすばらしい試みです。約111本のプラスチックボトルをリサイクルして、1脚の椅子が生まれました。あなたの飲み終えたボトルが、特別な1本になるのです。」

これは、emeco（エメコ）社とコカコーラ社のリサイクルに対してのステイトメント。椅子の裏にその文章が刻印されているこの椅子は、アメリカ海軍の潜水艦用の椅子としてデザインされ、今や普遍的デザインの椅子として世界的な人気を誇るアルミニウムの椅子、1006 NAVY CHAIR（ネイビーチェア）のプラスチックバージョン。二社が共同開発をして生まれたこの椅子の素材にコカコーラの再生ペットボトルを約111本分が再利用されているため「111 NAVY CHAIR」と名付けられました。

世界最大のドイツ総合化学メーカーBASFとの連携で優れた強度と耐久性も実現した111 Navy Chairの鮮やかな6色のカラーバリエーションのうち、レッド・ホワイト・グレーは屋外使用も可能となっており、住宅のインテリアとしてはもちろん、リサイクルやサスティナブルなデザインを取り入れることに積極的な世界中のホテルやカフェ・飲食店で使用されています。

1944年、当時の工業技術の粋を集めたような1006 NAVY CHAIRは、アメリカ合衆国海軍から潜水艦と空母で使用する椅子の要請を受けたemeco社によって生み出されました。
アルミニウムは、地金を生産する消費エネルギーのわずか5％程のエネルギーで再生できるエコ素材。NAVY CHAIRに使用されているアルミニウムも約80〜85％が再生アルミニウムで、そのうちの半分はコークの缶だと言われています。このemeco 1006 NAVY CHAIRのデザインをそのままに素材をプラスチックに変え、2010年に誕生したのが「111 NAVY CHAIR（ネイビーチェア）」です。

企業としてだけでなく、社会とともに持続的な成長を遂げるため、全世界共通の事業指針「Live Positively（リブ ポジティブリー）-世界をプラスにまわそう-」を掲げたコカ コーラ社は、111 Navy Chairの共同開発を「環境」領域でグローバルに展開するペットボトルリサイクル啓蒙活動、「Coca-Cola rPETプログラム」の取り組みに位置づけています。